アンバサダーが教える~序盤の戦略~

前回のこちらの記事が予想以上に好評だったので、今回は序盤の戦略についてまとめます。

前回の記事はこちら

今回の内容も初心者向けです。序盤にやってはいけないこと等について解説致します。
※カードゲームにおいて、絶対はありません。
本記事は基本的な考え方について記載しております。
同様に動けば必ず勝てる、というわけではありませんのでご注意ください。

適当にカードを出さない

デッキは30枚ですが、プレイできるカードは8枚しかありません

初手の手札から序盤どのようにゲームを進めたいのかある程度イメージすることが重要です。
・リーダーにダブルアフィニティを乗せて維持したい
・手札にパワーカードがないので、トリニティを作らない、作らせないよう動きたい
・相手の置いたカードに合わせて動きを阻害したい
・相手のリーダーに有利になる(アフィニティ)カードを置かない

斜め置きされた時に先に置かない

下の画像のような置き方をされることがあります。
光でも闇でもA3,Bに置くとトリニティができますね。

凄く魅力的なので、手札にあれば置きたくなる気持ちはわかりますが、先にA3に置いてその後相手がB4に置くと相手にトリニティができてしまいます。

例えば相手が以下のカードをB4に返しで置いてきた場合どのように対応しますか?

トリニティで785、返せるカードを持っていなければB3のサラマンダーの奪い合いでジリ貧になることが想定されます。
斜め置きされた場合、先に置いたほうが不利です。無視して別の場所に置きにいきましょう。
アフィニティアタックを想定してA1やD4が定石です。
B2やC3でも大丈夫ですが、その場合、サラマンダーに取られないカード、かつアフィニティやトリニティとならない属性のカードとしましょう。

相手のカードを誘う

ダブルアフィニティを作りたいときの動きです。
初手にA4にHYDRAを置きました。
相手がグリフィンをC2に置いて来ました。

コボルトで返しました。
相手が風を置くとトリニティができてしまいます。

これは風のカードを誘っています。
B3 or C4に風を置いてくると、土をB4に置いて相手のカードを取るとダブルアフィニティ&トリニティが完成します。
L字の形は弱いので風をC4に置きたくなる盤面ですが、置いてしまってダブルアフィニティができてしまうと、得点の起点になります。
例として、以下の動きが発生するイメージを持ってください。
C4風(相手)
B4土(自分)ダブルアフィニティ&トリニティ
D4土(相手)トリニティ
B3風(自分)ダブルアフィニティ&トリニティ

と動くとD4の土はよほどのことがない限り返されず、トリニティの起点にし、相手のトリニティを崩す戦いが始まります。かなりの有利盤面です

ダブルアフィニティを見逃さない

置いたら相手がダブルアフィニティを作ってしまう盤面を作らない
置いたらダブルアフィニティで有利になる盤面を見逃なさい、という2点が重要です。

以下の盤面では、どこにどの属性のカードを置くとダブルアフィニティ(ダブルトリニティ)になるかわかりますか?

正解はD2に風です。
土風緑
光緑風
でトリニティが2つできます。

ダブルトリニティを狙う目的としては以下です。
・パワーが200される
・トリニティの起点になる

パワーカードのダブルトリニティだと、土地込みでなければ返せない場合がほとんどです。
D2に以下のカードを置いたと仮定します。

パワーはここに+200で905
CalypsのグレードSで725+弱点なので150 875 なので土地がないと返りません。
Shado & Solisの光、グレードSで740+弱点なので150 890なので、こちらも土地がないと返りません。

返し合いに付き合わない

相手がA4に置いてきたカードを返してみました。
土で返すことでアフィニティです。

相手も負けじと返してきますね。

どんどん返し合いになっています。
相手に先にトリニティができてしまいました。

こうなると、相手が先にトリニティを作ったので相手が有利です。
角の理論で説明した通りですね。

結局C3で返すも、相手もD2で返してきたのでC4を絡めたトリニティが取れない状況になってしまいました。

返し合いになった際には付き合う必要はありません。返し合いは手札が強い方が勝ちます。

B4のジャイアントを返された時点でC2やD1に逃げましょう。

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